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経営管理本部 経営企画部 企画室K.N
2015年 中途入社 商学部 卒
キャタラーは創立50周年を迎え、非常に恵まれた環境にあります。その反面、厳しい言い方をすれば、これまでの実績や経験を理由にぬるま湯に浸かっています。従業員の意識を向上させるためには、会社の雰囲気づくりが重要です。ぬるま湯の温度を上げるために、どうやって栓を抜くか、栓を抜かずに熱湯を注ぐかなど、戦略を考えて実行するのが、経営企画部の仕事だと考えています。特に私の所属する企画室は、アウトプットを求められますので、戦略を戦術化するスキルが最も重要とされています。
私が担当する仕事は、キャタラーの社外向け広報・プロモーション業務全般です。『キャタラーってこんな会社なんだ』『キャタラーの技術力すごいじゃん』など、ターゲットに合わせたメッセージを発信しています。これらのメッセージの発信には、特にこだわりをもっており、社外に向けると同時に、社内の人が受け取ったとき、心が熱くなれるクリエイティブになるよう心がけています。
「いいね」と「サンキュー」が口癖で、暇さえあれば現場に足を運ばれる砂川社長は、私が尊敬するホンダの創業者本田宗一郎と似ているところがあります。キャタラーのあるべき姿を大きな声で語ったり、カンが鋭かったり、持っているんですよね人間力みたいな何かを。強いリーダーシップを発揮するときには、ちょっとだけ無茶苦茶を言う時もあります。
私は、キャタラーの目標に対してまっすぐ過ぎる社長の言葉や行動、つまり『ものづくり』にかける想いを広報業務を通して発信し、キャタラーがドラマの『LEADERS』のような雰囲気になれば良いなと思っています。
そんな想いを込めて『挑戦』から『約束』へという、NEXT50のコピーを考えました。
キャタラーの会社案内にも記載されていますので、是非ご覧ください。
»キャタラー会社案内(PDF)
「みんな、会社の動きを把握しておこうよ」という思いを込めて毎週全社員に、会社ホームページの更新情報や、記事のアクセス数ランキングなどを知らせています。
このメッセージでは、社外の方が閲覧しているページと、社内の人が閲覧しているページを“見える化”しています。お客様、会社、自分の3者の違いを客観的に見て、ユーザーがみたいコンテンツと当社が発信したいコンテンツのギャップについて考えるきっかけにしてもらいたいと思います。このお知らせをはじめて約1年経ち、最近では『ここの表現こう変えたらどう?』など、多くの従業員がコメントをくれるようになり、改善活動も行えるようになりました。
私の仕事には、部署を横断するものが多くあります。例えば、新卒向け採用サイトの制作は、人事部とタッグを組んで進めています。同僚も、上層部も、他部署も、外部業者も巻き込みながらカタチにしていくのが、私の仕事の特徴です。友達や家族、恋人とのコミュニケーションと違い、ビジネスのコミュニケーションは想像以上に『考えて伝える』要素が多くなります。IT技術が発達し、これからオンラインでのコミュニケーションも増え、AIではできない仕事を人が担うというビジネスモデルになるでしょう。しかし、物事を判断・決定するのは、人です。よって、キャタラーではオフラインで人を巻き込めるチカラを求められます。
私の所属する経営企画部では、毎週開催される部会の冒頭でスピーチが行われています。四半期に1・2回ローテーションが回ってきてスピーチを行っていますが、ネタより大事なのがストーリーです。お笑い番組でもよくあるように、同じネタでも話す芸人が変わると相手への伝わり方が変わりますよね。学生のみなさんも、自己表現が少しでも上手にできるようできる限り多くの企業に訪問し、自分から『話す』機会をつくることをお勧めします。
"I'm not a businessman, I'm a business, man." -
「俺はビジネスマンじゃない。俺がビジネスだよ。」
私が『働く』上で、大事にしている言葉です。
これは、社会人になって3年くらいたった頃にリリースされたKanye Westのグラミーtune『Diamonds From Sierra Leone』のremixバージョンのJAY-Zパートの一節。このリリック(歌詞)に、私の心は鷲掴みされ、一度脱サラをし、音楽活動に専念した時期がありました。
その後は広告関係の仕事を経て、キャタラーに入社したという異色の経歴です。
近い将来、自分自身をビジネスにしなければ、食べていけない時代になると私は予想しています。キャタラーで働くヒトたちも例外ではありません。キャタラーだけで通用する人間ではなく、どこの会社でも成功できる人間を目指すべきです。私は、このような考え方で業務に取り組むことができれば、キャタラーで大活躍できると信じています。
私は大学時代からDJ 活動を始めました。ブラックミュージック全般が好きで、今でもオフタイムで音源を制作しています。私のDJ 美学は、リリック(歌詞)を伝えること。
だから、現在の仕事でも広告のコピーにはこだわりがあります。言葉が好きなんだと思います。
ちなみに、キャタラーで、「平日夜に飲みに行く人トップ3」があったら、私はランクインする自信があります。
部署を越えていろいろな人たちを誘い、面白い話を聞かせてもらっています。いい気分で帰宅したら、音源制作。そういうときにしか出せない音ってあるんです。そんな音源はMixcloudでチェックできます。
(dj FATTAで検索してください)
※掲載している内容はインタビュー当時のものであり、現在の状況とは異なっている場合があります。