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産休育休体験記

育児と仕事、人生を2倍楽しめています

安全環境室 牧野 規子

「少子化はどこに行ったのかと思うくらい、キャタラーの社員は子どもをたくさん産んでいますよ」。採用面接で社長からそのような言葉を聞き、本当に心強く思いました。
私は1人目の子どもの育児をきっかけに、キャタラーに転職しました。前職の勤務地が自宅から遠く、育児短時間勤務の制度を利用したとしても、子どもと過ごす時間を十分に取れなかったためです。
キャタラーに入社後、2人目を出産。産休・育休を経て、現在は時短勤務をしながら、当社の海外拠点の安全規則を統一する仕事などをしています。
結婚して子どもを育てたい。仕事も男女の差なく一生懸命やりたい。2つの希望がかない、人生を2倍楽しめている気がします。

語学力を活かし、男女差なく
キャリアを積める環境を求めていました

静岡県出身の私は、15歳で米国の高校に入学し、4年間米国で過ごしました。それなりに苦労して英語を習得したため、できれば仕事で活かしたいと考えていました。
また、男性と同じように頑張って仕事をしても、出産後にしばらく働けないという身体的な理由によって、その後のキャリアに差がついてしまうのは寂しいとも感じていました。
キャタラーの一員となることで、このような仕事面の願いを実現させ、男女のキャリア差について不安なく働ける環境が整いました。

びっくりするくらいの
「よかったね!」

ところが、入社して1年が経たないうちに、2人目を授かったことがわかりました。
会社の皆さんには、ただただ「申し訳ない」という気持ちでした。せっかく採用してもらったのに…。経験が浅いうちに産休・育休を取れば、迷惑がかかる…。
しかし、上司や同僚は、私がびっくりするくらい「よかったね!」と喜んでくれました。子育て中の同僚からは、「兄弟は年が近い方が楽しいよね」と前向きな言葉をかけてもらいまいした。
出産・子育てを皆さんで支えてくれる職場の雰囲気が、本当にありがたいと感じました。

産休前から
配慮していただきました

産休前には、仕事の内容についても配慮していただきました。
私に仕事を教えてくださり、日ごろチームを組んでいる方が調整してくださり、翌年も継続的に取り組む必要がある仕事ではなく、短期的に結果を出せる仕事を任されるようになりました。
ほかにも、一緒に働いている方たちのさまざまなサポートのおかげで、不安なく産休に入れました。

安心して育休明けを
迎えられたのは、
同僚のおかげ

安心して育休明けを迎えられたのは、同僚のおかげ

育休中、復帰への不安はありました。1人目の育休取得後は、パソコンの使い方も思い出せないという経験をしました。2人目では、キャタラーでの経験が少ないうちに産休・育休に入ったため、「全部忘れてしまうのでは」と、怖くなりました。
そんなときに支えになったのは、同僚の声でした。育休中の健康診断のため久しぶりに会社に行き、同僚に「私、戻ってこられるかな」と話すと、「大丈夫だよ。待ってるよ」と笑顔で答えてくれました。これが、職場に復帰しやすくなった一番の理由だったと思います。
また、育休中は「英語だけは忘れてはいけない」と思い、できる範囲で努力しました。子どもを寝かしつけた後、海外映画を英語で観たり、NHKのビジネス英会話を意識的に見たりしました。

時短勤務だからこそ

育休明けの職場復帰でうれしかったのは、「おかえり」と迎えてもらったことと、やるべき仕事がたくさんあったことでした。
復帰の約3ヶ月後には、当社のグローバル安全会議が中国で予定され、本格的な準備が始まっていました。そのほか、安全関連の報告書のうち、海外拠点でも対策を展開すべき事案を英訳する仕事などがありました。
私は午後4時までの時短勤務の中で、少しでも戦力になろうと、仕事に集中しました。
1日の業務を終えると、フルマラソンを走り切ったくらいの達成感と疲れがありました。やはり、久しぶりの仕事に気合いが入っていたのでしょう。今では自分のペースをつかみ、やりがいはあっても、必要以上に緊張せずに働けています。

専業主婦の方たちに比べれば、私の育児は100%ではないかもしれません。仕事についても、他の社員よりも勤務時間が短く、残業はできません。海外と関わる業務ですが、家庭のことを考えると現時点では海外出張もできません。
それでも、仕事と家庭をなんとか両立できていることをうれしく思っています。

仕事と家庭。
ちょうどよいバランスは、
まだ見つかっていません

仕事と家庭。

仕事と家庭のちょうどよいバランスというものが、人それぞれにあると思いますが、見つけるのは難しいものです。
仕事に関して言えば、時短勤務で海外出張をしないスタイルをいつまで続けるか。キャタラーの制度では、私はあと10年弱は時短勤務ができることになっています。しかし、仕事のやりがいや、将来のキャリアアップを考えると、できればフルタイムで働きたいですし、出張にもバリバリ行きたいというのが正直なところです。
一方で、育児もきちんとやりたい。子どもは、小学校の低学年くらいになれば、親と一緒に過ごした時間が記憶に残り、大人になっても忘れないでしょう。そのような時期に、私が仕事に全力投球するために家族で過ごす時間を削ったら、子どもたちの成長にどのような影響を与えるのか…。そのようなことをよく考えます。
やはり、仕事と家庭のバランスは、どこかで何かに妥協しながらつくっていくものだと思います。私はまだ、それを模索しているところです。

試行錯誤を重ねた生活リズム

試行錯誤を重ねた生活リズム

学生の皆さんは、「仕事と家庭の両立」と聞いても、具体的なイメージがわかないかもしれません。参考になるかどうか分かりませんが、私の家庭での過ごし方は、次のようなものです。

5:30
起床。朝食準備、自分の身支度
6:30
子どもと夫が起床。家族みんなで朝食。子どもの着替え、保育園の支度
7:40
夫が下の子を保育園に送りながら出勤
7:50
私が上の子を保育園に送りながら出勤(2人の子は別々の保育園に通っています)
8:00
保育園に到着。子どもの1日の準備
8:10
保育園を出発
8:45
会社に到着
9:00
仕事
17:00
保育園2ヶ所に子どもを迎えに行く
17:30
帰宅
18:00
夕食準備
18:30
夕食
20:00
夫が帰宅、夫の夕食、夫と子どもが入浴、就寝
21:00
洗濯、洗い物、翌日の準備
23:00
就寝

試行錯誤を重ね、このようなリズムができました。生活の流れができると、子どもたちも「これをやったら、次はこれ」と覚えてくれるので、助かります。

※掲載している内容はインタビュー当時のものであり、現在の状況とは異なっている場合があります。

ストーリー一覧

■ 過去3年の新卒採用者数・離職者数

〈 2022年度入社 〉 学部卒:3名、修士了:13名、博士了:1名 ※離職者なし
〈 2021年度入社 〉 学部卒:1名、修士了:15名、博士了:0名 ※離職者なし
〈 2020年度入社 〉 学部卒:2名、修士了:13名、博士了:0名 ※離職者なし

■ 過去3年の男女別新卒採用者数

〈 2022年入社 〉 男性:12名、女性:5名
〈 2021年入社 〉 男性:12名、女性:4名
〈 2020年入社 〉 男性:12名、女性:3名

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