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経理部鈴木 優斗
新卒入社 香川大学 法学部 法学科 卒
自分の目の前にいる人だけでなく、もっと多くの人たちを幸せにできる仕事をしたい。そう思ったのが、キャタラーを志望するきっかけでした。 法学部出身の私は、市民に身近な法律家を目指して資格試験の勉強に取り組んだ時期もありました。しかし、街の法律家は依頼者のためだけに働く仕事です。それに対し、環境や福祉に関わる企業で働けば、より多様な人々の役に立てると考えるようになりました。ちょうどその頃、出身地の磐田市で開かれた産業振興フェアでキャタラーの説明を聞き、環境に貢献する製品をつくっていると知って興味がわきました。
キャタラーの業務の中では、法務にも関心がありました。ところが、法務の仕事は法律知識があるだけでは足りず、会社全体を知らなければならないと聞きました。そこで、財産や会計の切り口から会社を知ることができる経理部への配属を希望しました。
私の仕事で大きな部分を占めるのは、社内の全部署から上がってくる決裁書の管理です。各部署は10万円以上の支出をするときに決裁書を起票し、各部長・本部長などの決裁を受けてから経理部に回します。私はそれらを受け付け、経理上の処理を進めます。まず必要事項が正しく記載されているのかを確認します。次にお金の使い道が会計上どうなるのかを判定します。その後、処理の内容に不備がないか上司・監査役のチェックを受け、最終的に各部署に「発注を進めてください」と許可を与えることになります。 そのほかに、新しく購入した設備を管理システムに登録したり、各部署が当初の計画通り予算を使えているかチェック・分析をする業務も担当しています。これらの業務は最終的に会社トップが関わる会議資料のもととなり、経営判断にも活用されるため、非常にやりがいを感じています。
当社はメーカーなので、様々な設備を買ったり直したりすることが多くあります。そのような決裁書を見るとき、私はしっかりと内情を読み取るように心がけています。なぜなら、入口の段階で処理判断を誤ってしまうと後々の会計処理や税金の計算に多大な影響が及んでしまうからです。そこで、私は決裁書を起票した担当者のところへ足を運び、顔を合わせてお話を聞くようにしています。工場に行き、該当する設備がどのようなものなのか勉強することもあります。「後学のためにお聞きしたいのですが、この設備は何でしょうか」と謙虚に尋ねれば、快く教えてくださる先輩方ばかりです。
入社してから鍛えられたのは、目上の方も含む様々な方たちとのコミュニケーションの力や、経理に関する細かいポイントをわかりやすく説明する力などです。また、仕事の優先順位付けや管理についても学びました。工場の生産に影響を与えかねない緊急の案件などがあったとき、最優先で進めるべき業務は何かを落ち着いて見極められるようになりました。
入社2年目に入り、広く浅くではありますが、会社全体の動きがわかってきたと思います。 経理は椅子に座りっぱなしというイメージがあるかもしれませんが、実際は部署の外に出向くことが多く、コミュニケーションが重要な仕事です。そのため、同期入社の中で限って言えば、私は最も多くの部署に顔を知られているのではないかと思います。入社して最初に経理で働くチャンスをいただけたことは、とても為になったと感謝しています。
休日は、愛車でドライブがてらカフェ巡りをしたり、スポーツをしたりとアクティブに動いてリフレッシュをしています。
キャタラーは、どの年代も同期の仲がよく、私が入社した2017年の同期も未だにみんなで会社でランチをするくらいワイワイしています。
プライベートでも同期で集まることもあり、写真は、先日開催した、我が家での焼肉パーティーの時に撮ったものです。
研究開発部門の同期とは勤務地が離れてしまったので久々の再会でしたが、お互いの近況報告ができ、楽しく充実した時間を過ごすことが出来ました。
※掲載している内容はインタビュー当時のものであり、現在の状況とは異なっている場合があります。