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経営管理本部 経理部A.S
2008年 中途入社 経済学部 卒
子育てをしながら、仕事上のステップアップもできる職場環境が、とても有り難いと思っています。
一般に、仕事と子育ての両立というと、子育てに差し支えのないルーティンワークだけをこなす印象があるかもしれません。しかし、キャタラーでは、そうではない働き方もできます。
社員の中には、「子育て中でも、仕事に没頭したい」という人もいれば、「もっと家庭に時間を使いたい」という人もいます。そのような社員1人ひとりが望む環境を与えてくれるのが、キャタラーです。働く人たちの多様な価値観を反映した、本当のダイバーシティーマネジメントがあると思います。
私自身、子育てのための短時間勤務を取得している一方で、仕事に関しては可能な限りスキルを磨いていきたいと考えています。キャタラーは、そんな希望に応えてくれています。
私が担当する経理部の業務でも、伝票類のチェック等のルーティンワークの他に、システム改善に向けた提案をシステム業者に対して行ったり、業務の平準化等を上司に提案、実行するなどしています。
さらに今年度からは、会計監査の方針を公認会計士の先生と議論したり、監査日程を調整したりするなど、新しい分野にも担当を拡げています。また、海外の拠点での会計処理業務の効率化に向けた新しいシステム導入を企画、現在導入に向けた準備を進めているところです。
短時間勤務だからといってルーティンワークに留まらず、業務の範囲を広げ、また深化させていく事で、継続的に成長できる環境にとてもやりがいを感じています。
私は大学時代に簿記2級に合格し、そのころから世界共通語とも言える会計の面白さを感じるようになりました。キャタラーに入社する前は会計事務所に勤務し、外部の目として企業の経営を見ていました。
キャタラーへの転職を決めたのは、「長く働きたい」「企業の動きに直接的に携わりたい」という希望が叶えられると考えたからです。当時、公開されていた売上の伸び率から今後も成長が期待できる会社だと感じたことも大きかったと思います。
学生・院生の皆さんに注目していただきたいのは、キャタラーの規模です。
資本金や売上高を見ると、当社は大企業ということになると思います。また、海外拠点が多く、グローバルに動いています。
一方で、従業員数は約950名程度とよその部署が何をやっているのかまったく分からないというほどの規模ではありません。ものづくりにしても、事務系にしても、一連の流れを自分の目で確かめられる面白味があります。ちょうどよい会社の大きさだと思っています。
入社後、2人の子を出産し、産休・育休を2回取得しました。現在は、短時間勤務をはじめとした会社の子育て支援、自宅近くに住む親世帯のサポートのおかげで、充実した毎日を送らせていただいています。また、大都市圏と比べると、私が住む地域は、保育園・学童保育の待機児童問題などがそれほど深刻ではありません。
そんな環境で、子育てを楽しんでいます。「子どもはこんなところに気付くのか」「こう考えるか」という発見が、新鮮です。
プライベートが子ども中心になっても、時間の使い方を工夫すれば、自分の時間は確保できます。私は1人目が生まれてから朝型になりました。午前4時には起床し、子供たちがまだ寝ている時間に仕事や育児に関する本を読むなどしています。もちろん、そのような生活サイクルを実現できるのは、家事を分担してくれる夫のおかげでもあり、感謝しています。
※掲載している内容はインタビュー当時のものであり、現在の状況とは異なっている場合があります。