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品質保証本部 品質管理部 プロジェクト室K.M
2013年 新卒入社 バイオ・化学部 卒
プロジェクト室は、研究開発本部が考えた製品の量産を前に、品質管理の視点から生産準備を進める部署です。
準備は基本的なことから始まります。分析検査に使用する装置や、品質管理のために必要な帳票類が整備されていることを確認するのも、私たちの役目です。
生産する触媒の特性を考え、通常は行わない特別な準備を提案することは、トラブルを未然に防止するために役立ちます。
例えば、品質管理の一環として、スラリーに含まれる材料の粒の大きさ(粒径)を測定することは重要です。スラリーの粒径は、ハニカム構造体に塗布して形成されるコート層の剥がれにくさに関係するからです。しかし、あるケースでは、粒径が小さすぎるなどの理由から、測定が難しいことがわかりました。そこで、私は測定機器メーカーの協力を得て、正確な測定方法を検討しました。
このような取り組みの結果、量産段階での不具合を未然に検出できたとき、大きなやりがいを感じます。量産が始まると、品質管理を担う部署は、同じ部内の品質保証室に代わります。
私はキャタラーの“人” が気に入り、入社しました。
学生時代、約2週間のインターンシップでキャタラーの内部を見ました。ほんの触りの部分でしたが、触媒研究の様子を見せてもらいました。製品化を前提にしたスピード感のある研究が参考になりましたが、最も私の印象に残ったのは、キャタラー社員の人柄でした。
インターンシップで私を指導してくださった先輩がとても優しく丁寧だったことに加え、出会った人が皆明るかったことは、驚きでもありました。
私の出身大学からキャタラーに入社する人は、多くはないのですが、もし後輩に当社のことを尋ねられたら、何はともあれ「すごく雰囲気のいい会社だよ」ということは伝えたいと思います。
今は、そんなキャタラーで働く人たちが、具体的に何をやっているのか、もう少し詳しく知りたいと感じるようになりました。
現在は品質を管理する側にいる私ですが、例えば製造する側に回ってみるなどして、さまざまな経験を積みたいと思います。
そのような経験を活かして、最終的には生産技術本部や品質管理部など、生産準備に関われる部署の一員として、よいものをつくり続けるために貢献したいと考えています。
金曜日の夜は、会社の人たちと掛川駅周辺に行き、お酒で息抜きをしたり、カラオケを楽しんだりすることが多いですね。さまざまな部署から女性社員が集まる女子会が催されることもあります。
休日にはフェスに行き、ゆったりと音楽を聴きながら過ごすのも好きです。冬にはスノーボードをするため、長野県などに行きます。
掛川市周辺で休みを過ごすなら、岩盤浴ですね。ちょっと足を伸ばせば温泉もあり、日ごろの疲れを癒せます。
※掲載している内容はインタビュー当時のものであり、現在の状況とは異なっている場合があります。