ヒト

溝口 和宏

08

海外でも日本でも、
仕事を円滑に運ぶのは信頼

生産技術本部 生技設計室 室長溝口 和宏

工学部 電子工学科 卒

海外でも日本でも、仕事を円滑に運ぶのは信頼

「この人に聞けば大丈夫」という信頼を得ることが、海外でも重要だと思います。
それができれば、自分で歩き回らなくても情報が集まってくるようになります。
私が北米の生産拠点CNA(CATALER NORTH AMERICA)で働いて実感したのは、アメリカでも人間同士の信頼関係が仕事を円滑に進めるということです。また、その信頼を得るために特別なことをする必要はなく、国内の業務で蓄積した知識や経験を現地の仲間に惜しみなく差し出せばよいということも体験からわかりました。

四輪触媒の生産技術を一通り経験

四輪触媒の生産技術を一通り経験

私は自動車や環境に関心があり、出身地の掛川市で働くことを希望していたため、新卒でキャタラーに入社しました。
入社以来、生産技術を担当しています。若手のころから新規生産ラインの立ち上げに関わったり、生産設備を使ってものづくりを行う業務を経験したりしました。
新製品のプロジェクトに生産技術の立場から加わったこともあります。現在の部署は、よい製品を安く安定的につくるため、作業環境を考慮した工程や設備を設計することを主業務にしています。
これまでに、四輪車向け触媒の生産技術に関しては、一通りの業務を経験したことになります。

生産技術部は海外で活躍する機会が多い

生産技術部は海外赴任の機会が多い部署です。海外の生産拠点で新製品の生産を立ち上げるときには、その支援のために海外出張することがよくあります。
私は北米への短期出張を3回ほど経験した後、CNAへの出向を打診されました。

解決の鍵は"伝え方"

解決の鍵は伝え方

アメリカに赴任したのは2008年10月のことでした。生産技術部の経験を活かし、生産準備業務や生産設備の改善業務に重点的に取り組みました。
当時のCNAが達成しなければならなかった課題は、生産性の向上と不良率の低減でした。この2点については、本社や他の生産拠点と比べても、改善の余地がありました。
大きな問題点として私が注目したのは、現地スタッフへの“伝え方”でした。例えば、私は出向に先立つ短期出張で、不良率の低減などにつながる重要なポイントを生産技術の現地エンジニアに教えたつもりでした。しかし、出向してあらためて状況を見てみると、教育したことの一部しか理解してもらえていないと気づきました。
この問題への対策として有効だった方法は、著しい効き目がある特別なものでも、従来の方法と変わったことでもありませんでした。私が行ったのは、ただ「繰り返し伝えること」でした。
実は、CNAのエンジニアには「わかった、わかった」で済まされていたのでした。具体的には、私が簡単な英語を組み合わせただけのわかりにくい指示をすると、よくわかっていないのに「わかった、わかった」と反応するのです。ものづくり企業であってはならないことですが、気持ちはわかりました。
そこで、「わかった、わかった」で終わらせないように、エンジニアとディスカッションしながら教育する場を設けました。そのための資料も作成しました。重要なことを繰り返し伝えるように心がけ、言葉で伝えにくいことは模範を見せて理解してもらいました。

設備の問題を解決し、信頼を獲得

CNAでは新しい生産設備を導入後、どうしても生産性が上がらず、その原因を絞り込めないという問題もありました。
この問題に対して私は、すぐに改善策を取ることができました。なぜなら、この設備はキャタラー本社の主力ラインで既に使われていたため、問題点を熟知していたからです。
結果として、皆が困っていた問題を私が簡単に解決したような格好になりました。そのお陰で、現地スタッフが私のところに相談に来てくれるようになり、私の話をよく聞いてくれるようになりました。
アメリカでも日本と同じように、「この人に聞けば大丈夫」という信頼を得れば、仕事がうまく回ることがよくわかった経験でした。

生産性2倍、不良率はコンマ数%へ大幅減

これらの改善を進めた結果、生産性は赴任当初の2倍、数%だった不良率はコンマ数%まで下がりました。
その影響で生産現場の士気が上がり、生産ライン同士の競争意識も芽生えて改善の好循環に入ることができました。

英語は添削で磨いた

私は学生時代から英語が得意ではありませんでした。
海外赴任が決まってから語学研修を受けさせてもらいましたが、あまり成果はありませんでした。英語力が鍛えられたのは、現地に行ってからです。昼休みに英語の資料を作成し、現地スタッフに添削してもらうことを繰り返しました。
一緒に行った妻は近くの大学で無料講座を受講し、英語のレベルを上げてから大学生活をエンジョイしていました。

海外経験を現在の業務に活かす

2013年に帰国した私の日々の業務には、アメリカでの経験が活かされています。
例えば、CNAでは生産現場をよく知ることができました。その結果、工程設計や設備設計をする際、実際に作業をする人たちの立場をより深く考えられるようになりました。これらのポイントは後輩たちにも伝えています。
また、帰国後にインドネシアに短期出張したときには、CNAで「繰り返し伝えること」を徹底した経験が役立ちました。

大切なのは気持ちを開くこと

大切なのは気持ちを開くこと

キャタラーは各国に拠点を持っているため、海外赴任によって様々な土地に触れられるところが面白いと思います。海外志向の技術者にぜひ知ってもらいたい魅力です。
どのような人材が海外赴任に適しているのか、私にはっきりとはわかりませんが、少なくとも日本語でコミュニケーションを取ろうとする姿勢は必要でしょう。
日本語で聞こう、話そうとできなければ、海外でも意思疎通はできないのではないでしょうか。

生産技術で使える、熱力学

最後に、生産技術に適した人材についてお話しします。私の経験では、力学系、機械系の勉強をしてきた人は強いと思います。例えば、大学でロボットをつくっていたような方です。
熱力学も役に立ちます。触媒製品ができるまでには乾燥・焼成という工程があります。その工程で使われる生産設備を設計する際には、熱ひずみなどを抑えるためのノウハウを盛り込む必要があり、熱力学を有用に使えます。
力学系、機械系の研究をされている方たちがキャタラーの生産技術に関心を持っていただければ、うれしく思います。

1日のスケジュール

スケジュール

7:00
朝食づくり・朝食
8:00
幼稚園へ子供送り
9:00
出社・進捗管理・フォロー・打合せ
10:00
11:00
 
12:00
昼休み
13:00
進捗管理・フォロー・打合せ
14:00
15:00
 
16:00
 
17:00
 
18:00
設計業務・フォロー
19:00
20:00
 
21:00
帰宅・風呂
22:00
食事
23:00
就寝
24:00
1:00
 
2:00
 
3:00
 
4:00
 
5:00
 
6:00
起床・子供と遊ぶ

休暇/プライベートのための働き方改革

インドでは世界遺産を訪ねました

上記の通り、現国内製造業の負荷に加え管理職という立場上、1日のタイムスケジュールはほとんど仕事で追われます。働き方改革という言葉があります。仕事の質・量の精査は必要だと思いますが、休暇/プライベートを充実させるためには、休みの日や、会社外での時間を意識し、仕事の計画や取り組みが必須になるため、普段の仕事の質向上にもつながると個人的には考えています。
車やバイクやスポーツなどと趣味はありますが、今は子供が幼い事もありそれらの趣味は一時セーブし、今しかできない子育ての時間を休みの日や、出社時間の調整もしながら平日の朝の時間を楽しんでいます。この年になったからこそなのか、子供や家族と喜怒哀楽を存分に味わっています。休暇/プライベートのための働き方改革、是非キャタラーで実施してみませんか?

※掲載している内容はインタビュー当時のものであり、現在の状況とは異なっている場合があります。

■ 過去3年の新卒採用者数・離職者数

〈 2016年入社〉 学部卒:3名 院卒:13名 ※離職者:なし
〈 2015年入社〉 学部卒:4名 院卒:  9名 ※離職者:なし
〈 2014年入社〉 学部卒:3名 院卒:13名 ※離職者:1名

■ 過去3年の男女別新卒採用者数

〈 2016年入社〉 男性:13名 女性:3名
〈 2015年入社〉 男性:12名 女性:1名
〈 2014年入社〉 男性:15名 女性:2名

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